アイツの視線が気になった。



俺のモンばっか見るもんだから。





―魅セツケ―





久々にほとんどのメンバーが集まった旅団。
ぴりぴりとした緊張感が其処にあった。

「ワタシ、隣の部屋いくね。」

痺れを切らしたように、フェイタンは言った。
読んでいた本を持って、立ち上がった。

「おうよ。」

俺は一言言って、手を振った。
そっけなく、だけど顔はにやけていた。
予定…通り。


数十分後、俺はトイレへ行くといい、部屋を出た。
向かった先はもちろん…フェイタンのいる隣の部屋。

がちゃりとドアノブをあける。

「誰ね?」

「俺だよ。俺。」

よっと手を上げて目線を合わせる。
いかにも、嫌そうな目。

「何の様か?」

「別に用はねぇんだけどな。」

ちょっとした沈黙。

「お前、ヒソカ嫌いなんだろ?」

「当たり前ね。」

「向こうは興味あるみてぇだぞ。」

「吐き気がするね。」

さらりと返させる。
そんな、反抗的な態度が俺を興奮させて。
気づいたら腕を掴んでいた。

「何するね。」

「ヤろうぜ。」

「…は?何言てるか?」

訳がわからない…といった顔でフェイタンは俺を見る。
一度付いた火は簡単には消えなくて。

そのまま床にフェイタンを押し倒した。

「ほ、本気か?」

「本気も本気。マジだぜ?」

「今は嫌ね。隣皆いる。」

「んなことお前が声押さえりゃいいんだよ。」

軽く流して、首筋に噛り付いた。

「ん!」

「舐められるより、噛み付かれたほうが気持ちいいんだろ?」

「五月蝿い…ね。」

「ほら、もう感じてんじゃねーか。」

くくっと軽く笑って、指を身体に這わせた。
びくっと感度のいい身体が跳ねる。

胸の突起に触れると、ビクリと眉間にシワを寄せる。

「服の上からでもわかるな。」

「そなこと…。」

「身体はいいって言ってるぜ?」

軽く摘み上げると身体を仰け反らせて反応した。
少し痛いくらいまで刺激してやると喜ぶから。
服の上から、歯を立てて齧った。

「あぁッ!」

ビクンッと反応する身体が面白くて。
シツコイくらい、愛撫した。

「はぁ…ぁ。」

俺の頭を押す腕にもう力は入っていない。
俺は胸から顔を離し、フェイタンの全身を眺めるように見た。

「やぁ…ぁ。」

「ったくヤラしいな。」

「うる…さぃね。」

「本当の事だろ。
下も…ギンギンだぜ?」

「ひゃぁッ!」

軽く下を触った。
仰け反る身体。
すべてが、艶かしく見える。

服の中に手を入れ、フェイタン自身を強めに握った。
すでに其処は先走りの液でベトベトだった。

「ん…ぁあ。はぅ…!」

上下に抜いたり、軽く先端を押したりと刺激を与え続ける。
フェイタンの口からは、押さえられない声が漏れる。

「そんなに声出してると隣に聞こえるぜ?」

意地悪に言う。手は刺激を与え続けるまま。

「ふぁ…性格…悪…ぃね。」

「お互い様じゃねぇ?」

くくっと軽く笑い、先走りの液でベトベトになった指を蕾へと移した。
軽く、指先を入れる。

「ひぁっ!!」

「おぃおぃ。そんなに声出したらヒソカにも聞こえるぜ?」

「!?」

「侮辱だろ?こんな声聞かれてたらよぉ。」

「最…悪ね。」

「じゃぁ、我慢しろよ。」

つぷっという音と共に指は蕾に入る。
一本は楽々と入り、二本目を入れた。

「ふっ…ぁ。」

「声、漏れてんぞ?」

「嫌ぁ…。」

「しょーがねぇなぁ。」

そう言って、俺は自分の腕を差し出した。

「?」

「俺の腕でも噛んで、声抑えろよ。」

そう言って、また中を掻き回す。
フェイタンは、戸惑いながら俺の腕に歯をむいた。


ぐちゃ…びちゃ…


卑劣な音が室内に響く。

「んッ…!」

「なぁ、もう入れていいか?」

潤んだ瞳のフェイタンに言うと、激しく首を縦に振った。

「じゃぁ、入れるぜ。」

下だけを全て脱がせて、蕾に一気に自分の欲望を突き刺した。

「んぁぁ!!」

あまりの快感のせいか、腕を噛んでいるにも関わらずフェイタンの声が漏れた。

「しっかり噛んでろよ?」

そう、念を押して、俺はピストン運動を開始した。


ぐちゃぐちゃと卑劣な音が響く。
俺の腕は、強く噛み付かれ血が出ていた。

聞こえるかもしれないという緊張感から、あっという間に頂点に近づいた。

「フェイ…そろそろイっていいか?」

コクリと。フェイタンは頷いた。

ギリギリまで己を引き出すと、一気に最奥まで突っ込んだ。

「んぁっ!」

俺はフェイタンの中に出し、フェイタンの精液は宙を舞った。




ぐったりとしたフェイタンをベットに寝かせて、俺は部屋に戻った。

「遅かったじゃねぇか。」

「そうか?」

「大の方だった?」

「ざけんなって。」

何事もなかったかのように、俺はヒソカの隣に座る。

ヒソカの空気が一瞬にして変わったのがわかった。

「ヤってたんでしょ?」

「やっぱわかってたか。」

「ずるいなぁ…。僕まだ手出してないのにさぁ。」

「俺のモンだよ。」

余裕の顔をして、俺は言った。

「いつか、捕っちゃうから◆」

「捕ってみろよ。」



本当は、少しビビってた。
ヒソカがフェイタンに目をつけている時点から。
見せつけにしちまったフェイタンには悪ぃが。


今日で分かった。





捕れるモンなら捕ってみろや。









――後書きという名の言い訳。→
最近、フィンフェイ←ヒソカが少し気になり始めたり。 (汗汗
捕ったり捕られたりトカが好きなせいでしょうか…。
相変わらず昔の感覚が戻りません。
何時になったら昔みたいな裏が書けるのだろう…。
それまで続くのだろうか…。 (汗汗

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